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風俗で働く女性にとっては、心配になるのが「性病」ですよね。

性病にならないのが一番ですが、こればかりは女性だけで回避できるものでもありません。

しかし、早期に治療すれば、ほとんどの性病は簡単に早く治ります。

 逆に、きちんとした治療を受けなければ治りませんし、お客様やパートナー、胎児までも巻き込む恐れがあります。

少しでもおかしいなと思ったら、恥ずかしがらずにすぐに検査を受け、感染していた場合にはすぐに治療しましょう。

風俗で働く女性は、定期的な検査をすることをお勧めします。

今回は、代表的な性病の潜伏期間や治療方法を紹介します。

1.クラミジア感染症

潜伏期間　1週間から3週間

感染経路　性行為及び、類似の行為（オーラルセックス）

症状　尿道炎、精巣上体炎など

治療法　クラリスロマイシンを14日間服用する。必ずパートナーも検査していっしょに治療する。

【豆知識】

クラミジアは、最も多い性感染症で、最近の報告では、18歳から19歳の女性の10人に1人がクラミジアに感染しているといわれています。

20歳台では、20人に1人です。

女性の感染者の3人に2人までが、自覚症状はありません。

ちなみに男性の感染者では、3人に1人は、自覚症状がありません。

放置しますと卵管炎などを起こし不妊症の原因なります。

卵管性不妊症の50%は、クラミジア感染症が原因だといわれています。

2.淋病

潜伏期間　3日～10日

感染経路　淋菌が尿道の中に入ることで感染

症状　女性は痛みや黄色っぽい膿が生じます。男性はかゆみや粘液が出て排尿時に痛みます。

治療法　セフィキシムなどのセフェム剤中心に行う。必ずパートナーも検査していっしょに治療する。

【注意点】

日本では、2番目に多い性感染症(STD)です。

クラミジアとの2重感染のことが多いため、クラミジアの検査も同時に行うといいでしょう。

 女性では、無症状のことが多い。

3.性器ヘルペス感染症

潜伏期間　2日から10日。

感染経路　性行為、およびその類似の行為 (オーラルセックス）。

症状　男性 陰茎包皮の水泡、潰瘍。強い痛みが出ることがある。

初感染 では、浅い潰瘍性または水泡性の病変を認める。

強い痛みが出ることがある。鼠径リンパ節の腫脹、圧痛、発熱など。

治療法　早期にアシクロビルを200ｍｇを1日5回5日から10日投与する。

【注意点】

感染するので、水泡や潰瘍が消失するまでは性交を禁止。

4.尖形コンジローム

潜伏期間　数週間から数ヶ月。

感染経路　性行為、およびその類似の行為。

症状　乳頭状のいぼのようなものが多発することが多い。自覚症状はないことが多い。

治療法　液体窒素による凍結療法、電気焼灼、炭酸ガス、レーザーによる治療。数ヶ月にわたり

再発の度に繰り返し治療を行う。

【注意点】

感染するので、水泡や潰瘍が消失するまでは性交を禁止。

5.梅毒

潜伏期間　２～３週間

感染経路　皮膚の傷口などからの血液感染

症状　第一期から第三期までは、シコリやリンパ腺の腫れ、バラ疹やゴム腫ができる。第四期になると病毒が脳や脊髄にまで及びます。

治療法　血液検査で早期発見できれば100%完治します。

6.HIV感染症（エイズ）

潜伏期間　半年～8年

感染経路　ウィルスが性器の傷口から侵入する血液感染、性行為など。唾液では感染しない。

症状　発熱、リンパ腺の腫れ、下痢などが続く。後にカリニ肺炎、カンジタ性食道炎、カポジ肉腫が見られ、最後は死に至る。

治療法　AIDS発症予防のためAIDS治療薬、漢方薬などが試みられている。

今のところ特効薬は見つかっていませんが、ウィルスの増加を抑える治療法はみつかっています。

このように、性病と言ってもいろいろあります。

最初にも書きましたが、変だなと思ったら、病院で検査をして下さい。

病院へいかないことで、お客様や彼氏、旦那さんへうつしてしまうと大変です。

彼氏や旦那さんにいきなり風俗とは思われないかも知れませんが、必ず浮気を疑われます。

病気だけでなく、そんな修羅場を経験しないためにも、定期健診が大切なのです。

病気の心配や病院の紹介も トーキョーユメガール からご相談ください!!